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須山建設が昨年から整備を進めてきた津波避難タワーが完成しました。

　南海トラフ大地震で最大９メートルの津波が予想される吉田町で、計画されていたすべての津波避難タワーが完成し、古屋防災担当大臣も出席して完成式典が開かれました。

　３０日の式典には、吉田町の田村町長、川勝県知事や古屋防災担当大臣など約１００人が出席しました。吉田町では東日本大震災を受け、国の補助を含め総額約５８億円をかけて、全国的にも珍しい歩道橋型を含む１５基の津波避難タワーを整備しました。

　吉田町では今後、住民の意見を取り入れながら、平時の活用方法も検討するとしています。